老後資金の貯蓄を先延ばしにしない
3000万円以上を貯蓄するには、家庭によって状況は異なりますが、まずは世帯の年収を上げられそうかを考えてみるのもいいでしょう。長い目でキャリアプランを考えることが重要です。
また、社会人世代の多くは、日々の生活が忙しく老後のことを考えられないという人も多いでしょう。
まとまった貯蓄を得るには、長期間にわたってコツコツ貯蓄するのが良い方法です。
「定年にはほど遠いから」と後回しにせず、35歳から20年間で2000万円貯金するなど、目標を具体的な数値に落とし込んでみると、今すべきことが見えてきます。
今は、「つみたてNISA」や「iDeCo」など、資産運用の初心者でも始めやすい制度があります。もちろんリスクはあるのも事実なので、こうした制度について調べてみることをおすすめします。
参考資料
- 国税庁「令和2年分民間給与実態統計調査」
- 株式会社Q.E.D.パートナーズ「アラフォー男性婚活における理想年収調査」(2022年9月23日)
- 総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)詳細結果-(二人以上の世帯)」
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年)各種分類別データ
齊藤 慧