2. 【公務員】先生は退職金をどれくらい受け取るのか
では、学校の先生は退職金をいくら受け取っているのでしょうか。
総務省発表の「令和2年4月1日地方公務員給与実態調査結果」より、団体区分別の教育公務員の退職手当額(1人当たり平均手当額)について勤続年数が「11年以上25年未満」と「25年以上」に分けて見ていきます。
2.1 【公務員の退職金】11年以上25年未満勤続後の定年退職等
- 全地方公共団体:約1316万3000円
- 都道府県:約1109万1000円
- 指定都市:約1673万3000円
- 市:約1152万円
- 町村:約1301万9000円
- 特別区:約763万4000円
2.2 【公務員の退職金】25年以上勤続後の定年退職等
- 全地方公共団体:約2267万6000円
- 都道府県:約2268万1000円
- 指定都市:約2278万2000円
- 市:約2160万3000円
- 町村:約2021万6000円
- 特別区:約2443万5000円
こうしてながめると、25年未満では2000万円が難しくても、25年以上勤続することでどの団体区分でも2000万円を超えることがわかります。民間の企業と同じく、勤続年数は退職金に大きな影響を与えるようです。