ブルーベリーを育てるときに注意するポイント

ブルーベリーを上手に育てて収穫を楽しむには、いくつかの注意すべきポイントがあります。

日当たりのよいところで育てる

Nadya So/shutterstock.com

ブルーベリーは日当たりが良好なところで育てましょう。ベランダで育てる場合、ベランダの南側で日陰になりにくいところが生育場所に適しています。

日光が不足すると花つきが悪くなり、収穫量が少なくなる可能性も。できるだけ日光に当てて育てると、株が丈夫に育ちます。

ただし夏の直射日光は葉焼けの可能性があるので注意が必要です。夏のベランダは日差しや床からの照り返しが強いので、株の様子を見ながら移動させることも必要です。

水やりは土が乾いたタイミングで鉢底から水が出る程度に与えるようにしましょう。

同系統の異品種を混植する

ブルーベリーを何年も育てているのに実がならない場合は、育てているブルーベリーがラビットアイ系かもしれません。

ラビットアイ系のブルーベリーは受粉木が必要で、1本だけ植えても実がなりません。同系統の異品種を一緒に植えるようにすると結実しやすくなります。

ハイブッシュ系は1本でも結実しますが、同系統の異品種を一緒に植えると収穫量がアップします。例えば、サザンハイブッシュ系なら、オニールとシャープブルーを一緒に植えるようにします。

できれば同一の鉢に2つの品種を混植するのがベストですが、鉢が小さく混植が難しい場合は、それぞれの鉢を隣同士に置いて育てるとよいでしょう。