2. SDGs投資とは・ESG投資との関係性

SDGsが示す社会問題を解決するためには、巨大な資本が必要です。

そこで、SDGs達成に向けた取り組みを進める企業や、SDGsに関するプロジェクトに貢献する「SDGs投資」が行われています。

SDGs投資は企業のリスク管理としても有効であり、資本配分に大きな影響を与えます。

機関投資家や個人投資家にとって、SDGsは各企業を評価する一つの指標となるでしょう。

つまり、本業としてSDGsに取り組み、企業価値の向上が期待される企業への投資は、社会へのインパクトも大きく、中長期的な投資リターンの確保が見込まれます。

SDGs投資と関連のある投資概念として、ESG投資が挙げられます。

ESG投資とは、Environment(環境)・Society(社会)・Governance(ガバナンス)領域での課題解決に取り組む企業を評価し、投資するスタイルです。

ESG投資とSDGsで語られるターゲットや課題には共通点が多くあります。SDGsが世界的な注目を集める中、ESG投資をする上で、企業価値の持続性を図る評価軸としてもSDGsの重要性が高いです。また、ESG投資をすることが、SDGsのゴール達成につながると言えます。