1. バジル

  • シソ科
  • 一年草または多年草
  • 草丈30~90センチ
  • 秋に適した作業:苗の植えつけ

寒さに弱い

バジルソースやピザやパスタ、アジア料理のトッピングとしてもおなじみのバジル。本来は多年草なのですが、熱帯原産のため寒さに弱く、日本の外気温では越冬することができません。

気温がぐっと下がる日があると、枯れてしまうので、秋に育てる場合は早めの収穫や室内でも暖かい場所に置いておくのがおすすめです。

秋は苗から育てるのがおすすめ

今の時期は種から育てるより、苗を買ってきて植え付けるほうが手軽です。ホームセンターや苗を販売している花屋さんで100~200円程度で販売されています。購入したら、鉢に植え替えます。

鉢植えだとコンパクトに育ちます。直径が25センチくらいの鉢なら、苗の大きさにもよりますが、2~3本ほど一緒に植えてもよいでしょう。

摘心で収穫量アップ

バジルは先端をきる「摘心」をすると、わき芽が伸びて収穫量が増えます。花が咲くと風味がおちるので、花を利用しない場合は切ってしまいましょう。

本来バジルは水が大好きな植物ですが、室内だと水やりの調整が難しくなります。水のやりすぎは根腐れの原因にもなりますので、土を観察しながら適度に水をあげるようにします。

朝晩が寒くなり始める今の時期は、収穫量はあまり多くないかもしれません。それでもトッピングにする量くらいは収穫できるでしょう。

種から育てたバジル。触っただけで手に香りがうつる。