電力会社の値上げがつづき、2022年の夏はここ5年ほどの間では過去最高水準の電気料金ともいわれました。
とはいえ、年々過酷さを増す猛暑。熱中症の対策にエアコンは欠かせなかったという家庭も多いでしょう。
電気代に限らず節約したいものはありますが、節約のポイントはどんなところにあるのでしょうか。
節約の目的とは?極意は「ストレスを貯めないこと」
そもそも、節約=切り詰めた生活をすることが目的ではありません。
「本当に必要なものを買う」「推しのコンサートにいく」「貯金を増やす」など、「節約したお金でしたい事」が本当の目的です。
節約自体は、あくまで目的を達成するための手段。
本当の目的が叶ったときには達成感や充足感があり、人生にメリハリを与えてくれるでしょう。
「アレもコレも」と節約術を取り入れて疲れてしまう人は、やってはいけない節約をしてしまっているかもしれません。
筆者が金融機関につとめていた頃「うちはどこを節約したら良いですか」と相談に来られるお客さまが多い中、「食費が少し多いのは自覚しているが、食材にはこだわりたいのでここは確保したいです」と意志を伝えてくれた20代のお客さまがいました。
その分、美容室にいく頻度が少なくてもキレイでいられるようご自身の黒髪を活かしたり「自分にとって優先したいものがわかっている」ことに感心したものです。
節約上手な人で、節約にイライラしている人はいません。
節約の極意は、「この浮いたお金で〇〇ができる」と内心ウキウキできることや、ストレスを溜めず「モチベーション0」で継続できることだと覚えておきましょう。