4. 「共稼ぎ率」は年収500万円の直前から急増!

つづいて、先ほどと同じ資料から、「共働き世帯が占める割合」を収入ゾーンごとに見ていきます。

4.1 世帯主の配偶者のうち女性の有業率

  • 200万円未満:14.4%
  • 200~250万円:14.0%
  • 250~300万円:16.8%
  • 300~350万円:32.3%
  • 350~400万円:35.5%
  • 400~450万円:39.4%
  • 450~500万円:49.5%
  • 500~550万円:50.8%
  • 550~600万円:55.6%
  • 600~650万円:54.8%
  • 650~700万円:56.4%
  • 700~750万円:55.1%
  • 750~800万円:63.3%
  • 800~900万円:63.3%
  • 900~1000万円:68.1%
  • 1000~1250万円:69.6%
  • 1250~1500万円:75.7%
  • 1500万円以上:68.5%

この数字を見ると、共働き世帯が占める割合は、年収450~500万円で49.5%に急増し、それ以上の年収帯ではさらにこの割合が上がっていきます。「一人で年収500万円」が難しくても、ダブルインカムでクリアできている、という世帯が多いことがうかがえますね。