65歳で働き続けるか、もう辞めるのか決め難いワケ
65歳からの暮らしを考える軸となるのが「年金」、そして「貯蓄」です。
2019年には「老後2000万円問題」が話題となりましたが、貯蓄は今見た通り2000万円以上を保有する世帯もいます。
実際に2000万円必要かは、「月の生活費で赤字はいくら出るか」「介護にかかる費用はいくらか」「住宅ローンの残債や家賃、またリフォーム費用などは必要か」「車は買い換えるか」「旅行や趣味にいくら使うか」などが関係してくるため、ご家庭によって差があるでしょう。
まずは月の収支を確認すること、また老後に必要となるまとまった資金を計算することが大切です。
一方で、2022年度の年金額は昨年度より0.4%下がっています。
今年は数多くのモノやサービスが値上がりしており、収支バランスが崩れて思うように貯蓄できなかったり、貯蓄を切り崩しはじめたという方もいるのではないでしょうか。
年金額が下がる一方で物価は上がり、また今後どうなるか不透明なことを考えると、いつ仕事を辞めるかは決め難いものです。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)