買っては捨てを繰り返す。本当にそれでいいですか?
ファストファッションを筆頭に、簡単に流行りに乗れ、そこそこタフに着られて、価格が安い服が増えました。ただ、人生も半ばに差し掛かったときに、全身そういった安い服で揃えるのは、本当にカッコいい大人と言えるのでしょうか。
もし身なりを整えて、周りから“カッコいい”と言われる大人を目指すなら、それらの安い服を使いつつも、ずっと着続けられるような自分だけの定番というのも持っておいて良いのでは?
今回はまさに自分だけの定番というのにふさわしい、長く付き合えるジーパン3本をご紹介します。40代になる前に持っておきたいと思わせる、育てていける逸品たちをショップスタッフがオススメしてくれたので、カッコいい大人になりたいなら、ぜひ参考にしてください。
「穿けば穿くほど自分の分身のように育つ」
デニム好きが舌を巻く、『BONCOURA(ボンクラ)』の66(ロクロク)。1年以上の製作期間を経て作られたという一本は、原綿の配合から紡績、機織り、染色といったすべての工程にデザイナーのこだわりが反映されています。
スタッフ曰く、「まさに穿く人を選ばないジーパン」。人気のリーバイス66モデルをモチーフにした、自然な美しいテーパードシルエット(太ももから裾に向かって細くなるライン)なので、どんな体型な人でも似合うはず。 >> BONCOUR 66モデルを詳しく見る
「自分の相棒と呼べるほど、穿き込んでもらいたい」
リーバイスと並び、最も歴史あるデニムブランド『LEE(リー)』の復刻ライン“THE ARCHIVES”から発売されている1952年モデルの101-Zデニム。こちらは、歴代の中でも完成度が高いと言われる一本です。
1950年代のヴィンテージムード漂うグリッパージッパーのピンロックや赤タグなどを忠実に再現。リジットの状態から思いっきり穿き込んで、自分の相棒と呼べるまでに育てあげてみてはいかがでしょう。 >> LEE 101-Z デニムを詳しく見る
「完成度、プライス含め、自信を持ってオススメします」
年間を通して、定番として発売されている『BRU NA BOINNE(ブルーナボイン)』のフェリシンデニムは、「定番」と冠しているからこそ、デザイナーがこだわり抜いた一本。
力織機によるセルビッチデニムを使用し、縫い代の取り方など、穿き込んでいくことで生まれるアタリや色落ち等の変化を研究。さらにミリ単位でパーツ毎に縫い幅を変えるなど、そのこだわりによる完成度はスタッフも太鼓判を押すほど。試着で穿けば、そのまま買ってしまう。それほどの魅力があるジーパンです。 >> BRU NA BOINNE フェリシンデニムを詳しく見る
カッコいいと呼ばれる一本を育てませんか?
スタッフが紹介してくれたジーパンたちは、いわゆる定番と呼ばれるもの。どれも穿けば穿くほど自分色に染まってくれるので、自分で育てて“カッコいい”と呼ばれる一本を作り上げてみてはいかがでしょう。
FACY