3. 日本のインフレ率はどうなっているのか?【総務省統計局資料】
一方、日本のインフレ率はどうなっているのでしょうか。
今回は総務省統計局が発表した2022年7月の資料を見てみます。
総務省統計局によると、2022年7月の消費者物価指数は、総合指数が前年同月比2.6%上昇。生鮮食品を除く総合指数は前年同月比2.4%上昇、生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数は1.2%の上昇でした。
分類別の上昇値は、以下のようになります。
- 調理食品:4.7%増
- 外食:3.2%増
- 生鮮魚介:13.1%増
- 穀類:5.7%増
- 菓子類:4.8%増
- 生鮮野菜:5.6%増
- 油脂・調味料:7.3%増
- 肉類:3.3%増
- 設備修繕・維持:3.8%増
- 電気代:19.6%増
- ガス代:18.8%増
- 他の光熱:19.6%増
- 自動車関係費:2.2%増
- 通信:7.0%減
食品関係では生鮮魚介が13.1%という高い上昇率を示しているほか、電気代・ガス代・他の光熱などのエネルギー料金が軒並み19%前後上昇と特に高い水準。一方、携帯電話料金などの通信費用に関しては7.0%のマイナスとなりました。