聖心女子大学・白百合女子大学・清泉女子大学の「特徴」と「教育内容」とは?

聖心女子大学、白百合女子大学、清泉女子大学の特徴と教育内容を紹介します。

聖心女子大学の特徴と教育内容

聖心女子大学は東京都渋谷区広尾に所在するカトリック系の女子大学です。

大学の敷地内には後陽成天皇や明治天皇のプライベートな空間として使用されていた旧久邇宮邸御常御殿(重要文化財)があります。

聖心女子大学はリベラルアーツ型の教育カリキュラムを導入しており、学部は現代教養学部のみ。2年次に進級する前に「英語文化コミュニケーション学科」「日本語日本文学科」「哲学科」「史学科」「人間関係学科」「国際交流学科」「心理学科」「教育学科」の中から希望の学科を選択します。

英語文化コミュニケーション学科の授業は必修のスピーキング、ライティングの授業は全て、専門科目については7割前後が英語で行われます 。また、国際交流学科ではグローバリゼーションや多文化共生、国境を超えるメディア・ニュースなどを学べます。

聖心女子大学の就職率は高く、直近3年間の卒業生の就職率は97%です。

白百合女子大学の特徴と教育内容

白百合女子大学は東京都調布市緑ヶ丘に所在するカトリック系の女子大学です。

大学の敷地内にはチャペルや修道院があります。修道女と空間を共有できるのは白百合女子大学ならではの特徴です 。

英語英文学科では「ホスピタリティ・マネジメントプログラム」という、航空、ホテル、不動産などのホスピタリティ産業を目指す学生のためのプログラムがあります。

白百合女子大学の卒業生(2021年)の就職率は95%です 。

清泉女子大学の特徴と教育内容

清泉女子大学は東京都品川区東五反田に所在する聖心侍女修道会が母体の女子大学です。

清泉女子大学に設置されている学部は文学部のみ。学科は日本語日本文学科や英語文化学科の他、スペイン語スペイン文学科、文化史学科、地球市民学科といった珍しい学科もあります。

スペイン語で演劇を上演する授業(スペイン語スペイン文学科)や、プロジェクトの企画実施を行う授業(地球市民学科)など魅力的な授業が多いです。

清泉女子大学の卒業生(2021年)の就職率は全学科で90%を超えています。