【気象庁】記録でわかる!日本はどれだけ暑くなっているのか【猛暑日編】
気象庁は最高気温が35℃以上の日を猛暑日と定め、「猛暑日の日数」を毎年記録しています。
猛暑日の平均年間日数は1910~1939年では約0.8日でしたが、1992~2021年では約2.5日と、およそ3.3倍に大きく増加しています。
2022年は猛暑日が特に多い年とされており、8月16日には東京において過去最高を大きく上回る16日目の猛暑日を記録しました。
また、8月22日には西日本を中心に多数の地域が猛暑日となり、NHKが熱中症への警戒を呼びかける発表を行っていました。
猛暑日に関連する指数として、熱中症を予防することを目的とした「暑さ指数」というものが存在します。
この暑さ指数は1954年にアメリカで提案された、湿度や気温、日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境から算出される指標です。
気象庁が発表した暑さ指数に関する週報によると、2022年8月15日から21日にかけては熱中症に関して「危険」とされる暑さ指数31を超える日が週の半数ほどを占めました。
これほど暑さ指数が高い日が続くと、「日本は年々暑くなっている」と言いたくなりますよね。