8月も後半となり、夏季休暇やお盆休みを取得した方もいるのではないでしょうか。

今年初めから続いた円安ですが、ついに7月末のアメリカ景気減速観測から落ち着きを取り戻しつつあります。

新しい資本主義を掲げた岸田内閣の誕生から早一年。「貯蓄から投資へ」という言葉を耳にする機会も徐々に増えてきましたが、初めて投資に踏み出そうと考えている時に歴史的円安と言われてしまうと、どうしても一歩踏み出せなかった方もいるでしょう。

そんな方にとっても、今は投資について考えるチャンスかも知れません。

しかし、いくらいいタイミングだとしても、貯蓄を始めるお金がないのでは投資は始められません。

元銀行員の私は「お金が貯まらない人」や「貯蓄を増やす人」の傾向を見てきました。3つのポイントにまとめましたので、「お金が貯まる人」への一歩に変えていただければと思います。

貯蓄を増やす3原則とは

お金を貯める方法についてですが、究極のところ「出費を減らす」「収入を増やす」「資産運用する」の3通りしかありません。

しかし、どれも簡単に実行できていれば誰もお金に困ることは無いので、これらの達成は非常にハードルが高いのではないでしょうか。

それぞれの項目ごとに、その対策をくわしく見ていきます。