厚生労働省によると、2021年度の厚生年金は9兆8478億円、国民年金は2303億円の黒字となり、積立金残高は初めて200兆円台となりました(2022年8月5日発表)。
2022年度の年金額は去年から0.4%減額となり、国民年金の満額は6万4816円です。
昨今の値上げや少子高齢化もあり、年金については不安を抱えている方が多いと思いますが、運用が順調なようすについては安心された方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、今年の秋も数多くの品目で値上げが実施されます。特に仕事を辞めた方も多い70歳代のかたは年金生活に不安を感じる方も多いでしょう。
今回は70歳代のひとり暮らし世帯に視点をあてて、その年金と貯蓄事情をみていきます。