相場が悪いときこそ長期投資の目的を再確認
前述の通り、多くの企業は事業の成長を目指して活動していますので、全体を見ると株価は右肩上がりに成長していきます。
10年以上の長期にわたって、世界中への分散投資を行う前提であれば、今年のような相場の下落は、一時的な出来事に過ぎません。
積立を継続すれば、株価が下がった時期には安く買うことができます。
その後、相場が元の水準に戻るだけで、プラスのリターンになることが見込めます。
相場の状況が悪いときこそ、長期投資の目的に立ち返り、コツコツと積立を続けましょう。
参考資料
ウェルスナビ株式会社 小松原 和仁
執筆者
ウェルスナビ株式会社
ウェルスナビ株式会社セミナー講師/1級ファイナンシャル・プランニング技能士
同志社大学卒業後、証券会社に入社し個人向けの資産運用アドバイス業務を行う。保険会社に移り保険代理店向けの経営企画や教育・研修に携わった後、信託銀行で証券投資・相続対策・不動産管理等の資産のコンサルティング業務に従事。2018年11月、働く世代が豊かさを実感できる社会をつくりたいという理念に共感し、ウェルスナビにセミナー講師として入社。これまでに、500回以上の資産運用セミナーに登壇し、参加者からの多くの質問にも答えている。1級ファイナンシャル・プランニング技能士、宅地建物取引士。