新入社員が入社して1カ月あまり。その初々しい姿に目を細め「あんな時代が自分たちにもあったのか…」と昔を思い出すと同時に脳裏に浮かんでくる新人時代の失敗。今回は、先輩社員が経験した「新人時代の失敗談」をまとめました。

実は結構経験している?「遅刻」

皆一度は体験しているのかも?というほど多くあげられた失敗が「遅刻」。一番多い原因は「寝坊」、その次に「行き先を間違えた」ことのようです。なかには「打ち合わせそのものを忘れていた」というケースも。

ただ、この手の失敗は新人特有のものとも言い切れず、ある程度経験を積んでいても起こりがち。もしかしたら何度も繰り返している常習犯もいるかもしれません。目覚まし時計とスケジュールは日々しっかり確認したいものです。

穴があったら入りたい「宴会での失敗」

チームの歓迎会、部署の歓迎会、同期会など、何かと宴会が続く新入社員時代。勧められるままに飲みすぎて起こした失敗が記憶に焼き付いているという方も多いのでは。

「職場の紅一点として配属されたが元々は体育会系。これまでのノリで勢いよく飲みすぎてしまい酒豪扱いされるように」という初期のイメージ戦略に失敗?したケースから「配属初日の歓迎会の帰り、電車の中で部長に向かって吐いてしまった。次の日辞表を持っていった」という聞いただけで青ざめてしまうような事件を起こした人まで、お酒にまつわる失敗談はとにかく多く聞かれます。次の日の仕事にも影響しますし、お酒は適量を無理なく楽しみたいですね。

気合いが空回り? 学生気分が抜けず?「仕事での失敗」

仕事での失敗はつきもの。特に新入社員時代は毎日が失敗の連続で「多すぎてひとつひとつのことは忘れた」という人もいるほど。

新人ならではの気合いや焦りが生んだ失敗といえそうなのは「不正確な情報を報告して『いい加減なことを言うな!』と叱られた」というものや「歯に衣着せぬ物言いをしすぎた」といったもの。内容はさまざまですが、誰しも心当たりがありそうです。

一方で学生気分が抜けきらなかったための失敗談も。「日誌に『今日も眠たかった』と書いたら上司のコメントがノート1ページ分書かれて戻ってきた。今思えば、こんな怠惰な新入社員にあんなに時間をかけてもらって申し訳なかった」「報告・連絡・相談をすっ飛ばしてよく怒られた」という意見がありました。

ただ、思い返せば実際に怒られてみてはじめて、それが失敗だった、いけないことだったと気づくこともあったのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたか?「もっとひどいことをやらかした」という先輩社員もきっといらっしゃるでしょう。一方、新入社員の方は少し安心できる材料になりましたか?あなたの周りにいるあちらの先輩もこちらの上司も、間違いなく何か失敗を経験してきたはずです。最初から完璧な人などいません。大切なのは失敗を怖がり過ぎないこと。恐れず臆せず、新しい仕事にチャレンジしていってくださいね。

LIMO編集部