3. 50~60代の資産形成「株式投資」の割合が大きく

先述したソニー生命の調査によると、「最近の値上げラッシュで資産形成の必要性を痛感した」と感じた人について、『あてはまる(計)』は7割程度となりました。

その一方で、「効果的な資産形成方法がわからない」も過半数を占めています。

そこで同調査では、全回答者(1000名)にどのような資産形成を行っているかも調べました。

出所:ソニー生命「家計防衛に関する調査2022」(2022年7月26日)

それによると、「預金・貯金」(69.7%)が突出して高くなりました。次いで高くなったのは、「投資信託」(21.7%)、「株式投資」(20.6%)、「外貨預金」(8.7%)、「貯蓄型保険」(8.5%)でした。

なお、年代別にみると、50代と60代では「株式投資」(50代28.0%、60代31.5%)が2位となっています。ある程度まとまった貯蓄を投資に回している人が年代が上になるにつれて増えていくことが読み取れます。