同系統で異なる品種を一緒に植えつける

ラビットアイ系のブルーベリーは自家結実しにくいため、実を収穫したい場合は同系統の異品種を近くに植えて育てます。少し大きめの鉢に混植して植えるとよいでしょう。

ハイブッシュ系のブルーベリーは自家結実します。ただし、ラビットアイ系と同じように同系統の異品種を混植したほうが実つきがよくなります。

大きめの鉢が準備できない場合は、1本ずつ植えて鉢を隣同士に置くようにします。日光が大好きなので、日当たりがよい場所で育てましょう。いずれ大きくなるので、支柱を添えると見た目もキレイに育ちます。

水やりと肥料を適切に管理する

ブルーベリーは水を好む植物。とくに今の季節は鉢の様子を確認しながら、朝夕の2回ほど水やりをおこなってもよいでしょう。

ブルーベリーは落葉樹なので、いずれ葉を落とします。そのため、水やりは徐々に減らすようにします。頻繁におこなう必要はないので、秋~冬は水のやりすぎに注意しましょう。

肥料は3月に春肥、5月に追肥、実をつけたあとの8~9月にお礼肥をあげます。できれば春肥は堆肥などの有機肥料が適していますが、追肥やお礼肥は化成肥料でも構いません。

Heike Rau/shutterstock.com

まとめにかえて

ブルーベリーは鑑賞にも適している低木です。白い花、美しい緑葉、可愛らしい実など、育てて楽しい植物です。

果樹として育てても、観賞用やシンボルツリーとして育てても、庭やベランダをセンスよい見映えにしてくれるはずです。ぜひチャレンジしてみてください。

LIMO編集部