高齢者の通院の状況
それでは次に、同調査から通院の状況について振り返っていきます。
傷病による通院者は人口1000人当たり404.0という結果となりました。なお、本記事ではこの「人口1000人当たりの通院者の割合」を、通院者率と呼びます。
性別で通院者率を見てみると、男性が388.1、女性が418.8となり、女性の方がやや高い結果となりました。
年齢階級別にみると、「10~19歳」の140.1が最も低く、年齢が上がるにつれて上昇し、「60~69歳」では586.3となり、「80歳以上」では730.3となりました。
傷病別に見てみると、男性では「高血圧症」での通院者率が最も高く、続けて「糖尿病」「歯の病気」という結果となりました。
一方、女性では「高血圧症」が最も高く、続けて「脂質異常症(高コレステロール血症等)」「眼の病気」となりました。