4. 公務員なら退職金も期待できるが…

今回見てきたように、公務員で定年まで勤めれば退職金は2000万円以上出るとわかりました。しかし基本的には民間の水準に合わせて変更されます。

また、現代では転職をされる方も多く、一つのところでずっと働き続けるという方はそこまで多くないでしょう。国家公務員として新卒から定年まで働く方はそう多くないといえます。

年金への不安がささやかれる現代ですが、退職金があれば安泰というわけでもありません。

公的年金以外に備える方法として、私的年金や貯蓄をいかに現役時代から準備するかが重要となります。

今回は国家公務員に焦点をあてましが、ご自身の状況に合わせて、まずはねんきん定期便で受給予定額などを確認し、老後に向けたマネープランを検討されるといいでしょう。

参考資料

宮野 茉莉子