3. 年金月額を試算!共働き・シングル世帯でどれだけ差があるか

では、家族の形態や加入する年金ごとに年金受給額をシミュレーションしてみます。平均値を参考に試算していきます。

3.1 夫婦世帯

  • 夫婦とも厚生年金:26万8550円(夫:16万4742円+妻:10万3808円)
  • 夫が厚生年金+妻が国民年金:21万8854円(夫:16万4742円+妻:5万4112円)
  • 夫が国民年金+妻が厚生年金:16万2848円(夫:5万9040円+妻:10万3808円)
  • 夫婦ともに国民年金:11万3152円(夫:5万9040円+妻:5万4112円)

3.2 シングル世帯

  • 男性で厚生年金:16万4742円
  • 女性で厚生年金:10万3808円
  • 男性で国民年金:5万9040円
  • 女性で国民年金:5万4112円

夫婦とも厚生年金の場合は、27万円に近い金額となりました。こうみると老後が安泰なようにも見えますが、老後は医療・介護費用もかかるので安心はできないでしょう。

また、共働きだとしてもお互いが自営業・フリーランスの場合は、11万円程度の金額となります。国民年金のみもらえる人は、早めに老後に備える必要があるかもしれません。