住宅ローンのリスク1. 年収の10倍ほどの借金を背負う

住宅ローンは、銀行や金融機関から「お金を借りる」行為ですが、住宅ローンを返済している間の実質的な自宅の持ち主は「銀行や金融機関」ということになります。

住宅ローンを借りることができるのは「最低年収200~400万円」で、借りられる金額は「年間の返済額が年収の25~35%など一定の範囲であること」など金融機関によって決まりがあります。

仮に年収500万円の方がローンを組んだ場合、月々の返済額は「10~14万5000円」が目安になります。一般的な35年ローンで考えると「4375万~6125万円」となりますので、年収の約10倍かそれ以上の借金を背負うことになります。

住宅ローンのリスク2. ローンの支払が最優先で、行動が制限されてしまう

住宅ローンの払い方には、月々均等に払う方法と、月々の返済を抑えてボーナス月に多く払う方法があります。

ボーナス払いにした場合は、楽しみにしていたボーナスも大半はローンの支払に減ってしまうということもありえます。

ボーナス払いにしていなくても、借り入れ上限額いっぱいのローンを組んでしまうと、月々の返済に追われ、旅行や外食などのちょっとした贅沢も制限されることになってしまいます。

今後収入が変動することや、日々の楽しみに使うお金も考えた上で、ローンの金額を決めることをおすすめします。