5. まとめにかえて
60歳で不労所得を保有する人は少なかったですが、「貯蓄から投資へ」の動きがあり、老後の年金などへの不安がささやかれる中、「不労所得という考え方」を知っておくことは大切です。
勤労所得にも「いつまで働けるかわからない」「社会情勢により仕事が無くなる場合もある」などのリスクはあります。それを不労所得が補ってくれる場合もあるでしょう。
ご自身の知識や経験などにあわせて、一部不労所得を取り入れることを検討されるのも老後対策としてはよいでしょう。
参考資料
- 内閣府「令和元年度 高齢者の経済生活に関する調査結果」
- 厚生労働省「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 内閣府「令和元年(2019)度高齢者の経済生活に関する調査結果」3.経済的な暮らし向きに関する事項
宮野 茉莉子