2. 投資FIREは現実的?60歳以上で「不労所得のある人」はどれくらいか
実際に不労所得を持っている人はどれくらいいるのか、高齢者の生活を知るために内閣府の「令和元年(2019)度高齢者の経済生活に関する調査結果」を見ていきましょう。
まずは高齢者の収入の種類をみると以下の通り。
回答者全体(N=1755)
- 公的年金、恩給・・・87.3%
- 仕事による収入・・・41.0%
- 企業年金、個人年金等・・・16.5%
- 財産からの収入(利子、配当金、家賃、地代等)・・・8.4%
- 子などからの仕送り・援助・・・2.2%
- 公的年金、恩給以外の以外の社会保障給付金(生活保護等)・・・1.1%
高齢者の収入は年金が多く、次に仕事による収入や個人年金など。
不労所得と考えられる「財産からの収入」がある人は回答者全体の1割以下となりました。
実際には不労所得を持っている人は少ない結果となりました。ただFIREという考えが増えている今、不労所得を持つ人は今後増えるかもしれません。
収入をみると、実際に多いのは「年金」と「仕事による収入」です。
では実際に今の年金額を見てみましょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)