熱中症による搬送人員 昨年の約2.5倍に
ここからは、都道府県別に救急搬送の人員を見ていきましょう。
今年度(速報値)は全体で5744人となり、前年度2333人(確報値)とくらべると約2.5倍ほどになっています。都市部の人数が多いことがわかります。
総務省消防庁は、熱中症は予防が重要として、こまめな水分補給やエアコン、扇風機を使うことなどを呼びかけています。
また、新型コロナウイルス感染症対策のマスク着用について、屋内では人との距離(2メートル以上を目安)が確保でき、かつ会話をほとんど行わない場合にはマスクを着用する必要はないとしています。
そのうえで、 夏場は熱中症防止の観点から、屋外でマスクの必要のない場面では、マスクを外すことを推奨しています。
参考資料
齊藤 慧