「貯蓄から投資へ」の流れで話題の一つとなっているNISA制度。中でも「つみたてNISA」は若者や現役世代に人気です。

金融庁の資料より、つみたてNISAの年代別買付額を2021年3月末から6月末時点の増加率で見ると、最も増えたのは「20歳代(26.0%)」「30歳代(21.1%)」「40歳代(17.2%)」。

出典:金融庁「正誤表 【NISA 口座の利用状況調査(2021 年 6 月末時点)】」

現代は20代でも老後に不安を抱える若者は多いもの。

30~40代であれば住宅ローンや教育費とともに老後資金を準備することになり、運用の必要性を感じる方も多いでしょう。

毎月投資信託を買い付ける「積立投資」は、買付時期を分散できる点も人気の理由の一つです。

とはいえ、その効果は想像しにくいでしょう。

もちろん投資なので損をする可能性はありますが、たとえば「月3万円・年率3%」で運用できた場合には20年後いくらになっているのでしょうか。

つみたてNISA制度のおさらいをしながらみていきます。