「貯蓄が下手」な人の特徴

では、今回の本題である「貯蓄が下手」な人の特徴を3つご紹介したいと思います。

「貯蓄が下手」な人の特徴1. 何にいくら使っているかわからない

現在の収支を把握していないという人は、貯蓄は難しいでしょう。

まずは、手取りから、家賃や光熱費などの固定費が毎月いくらかを把握しましょう。

次に、自由費としていくら何に使っているかを家計簿アプリなどで管理することをおすすめします。

クレジットカード払いにしてアプリと紐づけできれば、自分が使いすぎているものが何か、ひと目でわかります。

もし、毎月出費が収入よりもオーバーしてもなんとかやりくりできているという人は、貯蓄を自然と取り崩しているはずです。

貯蓄部分になるべく手を付けないように、毎月の収支を管理するクセをつけましょう。

「貯蓄が下手」な人の特徴2. 口座を一つしか持っていない

銀行口座を一つしか持っていない人は、貯蓄と生活資金が混同します。そのため、生活資金用と貯蓄用に銀行口座を分けることをおすすめします。

貯蓄がある程度貯まったら、今度は資産運用も視野にいれてみましょう。直近の生活費3ヵ月~6ヵ月程度を貯蓄用口座に残して、しばらく使わないお金は証券口座に移します。

このように、貯蓄用口座と資産運用の証券口座に分かれると、さらに資産管理や目的が明確になります。

あくまで短期間で大儲けを狙うというより、長期間でじっくり増やしていくつもりで、資産運用を活用しましょう。

「貯蓄が下手」な人の特徴3. 余った金額で貯金しようとしている

お金が余ったら貯金しようという場合は、貯金額にバラつきが出ます。余らなければ一向に増えないため、貯金額は安定しません。

そのため、貯金額は固定費として毎月の収支に組み入れましょう。いわゆる先取り貯金です。

先取り貯金の管理をするためにも、前述のように口座は一つではなく最低でも二つ持っておくと便利でしょう。