あなたの年代の貯蓄平均はいくらか？年代別に確認！金融商品をみんなが選ぶ基準とは

自分は平均より貯蓄が多いのか少ないのか、疑問に思う人は多いのではないでしょうか。

特に、「同年代の中で自分はどれぐらい貯蓄できているか」については、知りたいけれどもなかなか人には聞けないですよね。

そこで今回は、平均貯蓄額を年齢層別で紹介します。また、どのように貯蓄しているのか、どのような金融商品を保有しているのかについても調べていきましょう。

年代別の貯蓄！あなたの年代の貯蓄はいくらか

ここからは年代別の貯蓄額を見ていきます。金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査（令和3年）」から、貯蓄額の平均値と中央値をながめていきましょう。

全体：1563万円（中央値450万円）

2人以上の世帯で金融資産を持たない世帯は22.0％です。

また、年齢が上がるにつれて貯蓄額も増えていきます。

40代の2人以上の世帯では、平均が916万円、中央値が300万円で、平均が中央値の約3倍となっていることがわかります。同様の傾向は50代、60代にもあります。

平均値が高くなりがちなのは、一部の富裕層の貯蓄に引っ張られているためです。中央値の方が、より実態に近いでしょう。

また、中央値で1000万円台は70代のみでした。