3. 【60~69歳】はいくらの金融資産を保有しているのか
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年)」によると、60代の金融資産保有額は以下のようになっています。
- 金融資産非保有・・・19.0%
- 100万円未満・・・6.4%
- 100万~200万円未満・・・4.8%
- 200万~300万円未満・・・3.4%
- 300万~400万円未満・・・3.3%
- 400万~500万円未満・・・2.6%
- 500万~700万円未満・・・5.9%
- 700万~1000万円未満・・・5.3%
- 1000万~1500万円未満・・・8.4%
- 1500万~2000万円未満・・・6.0%
- 2000万~3000万円未満・・・9.6%
- 3000万円以上・・・22.8%
平均値:2427万円
中央値:810万円
平均は2427万円。老後の目安とされる2000万円を超えているようです。ただし、平均値は一部の大きな数字に引っ張られる傾向がありますので、中央値の810万円が実際に近い数字でしょう。
2000万円以上保有している世帯が32.4%で約3割は準備できているようです。一方で、貯金ゼロと回答している世帯が約2割と「老後格差」が大きく起こっているようです。