【産業別】採用時に重視した項目は?
では、転職者がいる事業者が転職の際に重視した項目も確認しましょう。
全体で最も多いのは「人員構成の歪みの是正」で43.8%、次に「既存事業の拡大・強化」で42.0%、「組織の活性化」29.1%でした。
産業によりその傾向は異なり、「人員構成の歪みの是正」が多いのは「不動産業、物品賃貸業」(56.4%)「鉱業、採石業、砂利採取業」(55.8%)「生活関連サービス業、娯楽業」(51.9%)が半分以上となり、いずれの産業も3割を超えます。
「既存事業の拡大・強化」は「情報通信業」(73.8%)「学術研究、専門・技術サービス業」(68.7%)「金融業・保険業」(64.8%)「不動産業、物品賃貸業」(54.4%)「建設業」(53.4%)が半数以上。
一方で「電気・ガス・熱供給・水道業」は24.0%と少なくなっています。
「組織の活性化」は「金融業、保険業」(50.5%)が、「新技術の導入・開発」は「学術研究、専門・技術サービス業」(9.5%)「情報通信業」(7.5%)が特に高くなっています。