2022年6月20日に2022年度国家公務員採用総合職試験(春)の合格者が発表されました。
それによると、合格者数は1837人で倍率は8.2倍。
総合職試験の出身大学別の合格者一覧をみると、東大217人、京大130人、早稲田84人と、名だたる大学の合格者数が多くなっています。
公務員、まして国家公務員となれば「うらやましい」と感じる方もいるでしょう。
今回は国家公務員に視点をあて、その職種や給与などをみていきます。
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1. 【国家公務員】職種や人数はどれくらいか
国家公務員とは、国の業務に従事する職員のこと。たとえば「省庁職員、自衛官、大使、裁判官、国会議員、検察官」などの職種があります。
どれくらいの方が国家公務員なのか気になる方もいるのでは。
人事院の「令和3年国家公務員給与等実態調査の結果」によると、2021年4月1日現在で給与法等の適用を受ける常勤職員は25万3000人、平均年齢42.3歳でした。国家公務員は狭き門と言えるでしょう。
2. 【国家公務員】ひと月の給与は平均いくらか、内訳も確認!
国家公務員の給与はいくらということも気になるところでしょう。
ただ国家公務員といっても、先ほど確認した通り職種がさまざまなので差があります。
ここでは「一般行政事務をおこなっている行政職俸給表(一)の給与」を参考にしていきます。
2.1 行政職俸給表(一)の給与
- 職員数:13万9627人
- 平均年齢:43歳
- 平均経験年数:21年
- 平均給与月額:40万7153円
平均給与は月額40万7153円です。
基本給の他に各種手当も含まれた金額なので、内訳も確認しましょう。
平均給与月額:40万7153円
- 俸給:32万5827円
- 地域手当等:43601円
- 俸給の特別調整額:12681円
- 扶養手当:9273円
- 住居手当:6647円
- その他:9124円
3. 【年齢別・学歴別】国家公務員のひと月の給与
先ほどの金額は全年代での平均なので、実際のところはわかりにくい部分もあります。
同調査より「〔参考1〕行政職俸給表(一)の年齢階層別、給与決定上の学歴別人員及び平均給与月額」から、学歴別・年齢別の給与も確認します。
3.1 年齢別の給与
- 20歳未満:16万2994円
- 20歳以上24歳未満:20万3192円
- 24歳以上28歳未満:24万4921円
- 28歳以上32歳未満:28万9020円
- 32歳以上36歳未満:33万6939円
- 36歳以上40歳未満:38万4516円
- 40歳以上44歳未満:41万9050円
- 44歳以上48歳未満:45万47円
- 48歳以上52歳未満:47万9882円
- 52歳以上56歳未満:49万7970円
- 56歳以上60歳未満:50万5789円
- 60歳以上:48万1962円
3.2 大学卒の給与
- 20歳未満:20万8370円
- 20歳以上24歳未満:21万8264円
- 24歳以上28歳未満:24万4932円
- 28歳以上32歳未満:28万7025円
- 32歳以上36歳未満:33万9607円
- 36歳以上40歳未満:39万3282円
- 40歳以上44歳未満:42万9100円
- 44歳以上48歳未満:46万5934円
- 48歳以上52歳未満:50万5535円
- 52歳以上56歳未満:52万7386円
- 56歳以上60歳未満:52万8300円
- 60歳以上:50万3245円
3.3 高校卒の給与
- 20歳未満:16万4454円
- 20歳以上24歳未満:19万1581円
- 24歳以上28歳未満:23万4126円
- 28歳以上32歳未満:27万8186円
- 32歳以上36歳未満:31万6757円
- 36歳以上40歳未満:35万3513円
- 40歳以上44歳未満:38万9408円
- 44歳以上48歳未満:42万8703円
- 48歳以上52歳未満:45万2547円
- 52歳以上56歳未満:47万6456円
- 56歳以上60歳未満:49万3076円
- 60歳以上:42万1445円
大卒であれば40代前半で、高卒でも40代後半になると月給が40万円を超えます。大卒と高卒の差はあるものの、国家公務員であれば10万円以上の開きはないことがわかりました。
4. 会社員の平均年収は433万円だが…
では、会社員の給与はどれくらいでしょうか。
国税庁の「令和2年分民間給与実態統計調査結果」によれば、日本の給与所得者の平均は約433万円です。「第3表 給与階級別の総括表」より、年収400万円台の平均値を確認しましょう。
- 平均給料・手当:379万9000円
- 平均賞与:67万6000円
- 平均給与(年収):447万5000円
平均給料・手当を月額にすると、約31万6000円ほど。国家公務員と比べると大きな差がありますね。
ただし会社員にもさまざまな職種や業種、企業規模がありますし、また年齢によるところも大きいものです。
国家公務員であれ、会社員であれ一概にどちらがいいとは言えないでしょう。
5. 自分に合わせたキャリアプランが大事
今回は国家公務員と会社員の給与をみてきました。実際には職種によってさまざま。また、基本的には年齢が上がるほど給与も上がるため、仕事は「長く続けること」が大切となってきます。
給与が高ければ貯蓄も多いとは必ずしも言えず、マネーリテラシーをもつことやマネープランを立てることも同じくらい大切と言えるでしょう。
最終的には自分に合ったキャリアプランやライフプランを考えることが大切と言えそうです。

