生活必需品や電気料金など相次ぐ値上げの波が押し寄せており、家計の見直しを迫られている人も多いのではないでしょうか。
一方で、現在年金受給者の公的年金支給額は2021年度に比べて0.4%引き下げられ 、日本の一般労働者の賃金は何十年も横ばいとなっています。
収入は変わらないのに物価上昇により生活が圧迫されていくという現状はまだまだ続きそうです。
「人生100年時代」といわれている現代。今の現役世代が将来もらえる年金額はさらに少なくなる可能性が高く、公的年金だけで老後を過ごすのは厳しいでしょう。
老後資金を用意するために、まず「具体的にひと月いくらの年金をもらえるか」を把握することが第一歩です。
そこで今回は、現代の一般家庭が、ひと月どれほどの国民年金と厚生年金をもらっているかを確認しましょう。