100円ショップを運営するセリアでは、モダンデザインの父とも称されているイギリスのデザイナー、ウィリアム・モリスをモチーフとしたノートが販売されています。
セリアが着目したウィリアム・モリスですが、彼のテキスタイルは、美容院やオシャレな喫茶店の壁紙に使われていることも多いので、名は知らなくとも作品を見たことがある人は多いはずです。
最近では、ウィリアム・モリスのテキスタイルの洋服やバッグも販売されるようになっており、セリアも小売業界のトレンドに乗じてコラボアイテムを展開した状況です。
そんなセリアですが、2022年6月6日、2022年5月度の月次売上高を発表しました。
全社売上高は前年同月比+0.5%増、既存点売上高は同▲4.5%減となりました。
コロナ影響から経済が完全に回復し切っていない中、近年、売上高と利益は堅実な伸びを見せ、キャッシュ(現金及び現金同等物の期末残高)も安定的に増やしているセリアは、注目すべき点があります。
上記の通り既存点売上高がマイナスになる中、セリアは様々な施策で業績拡大を図っています。
今回ご紹介するウィリアム・モリスのノートも、市場のトレンドと同社の開発力をかけ合わせた商品と言えるでしょう。
今回は、セリアが展開するウィリアム・モリスのノートの特徴をお伝えしていきます。