日本各地で例年より早い梅雨明けを迎えました。
ただでさえ数多くの値上げで家計が苦しいのに、光熱費が高くなると心配されている方もいるでしょう。ただ健康は何より大切ですので、この夏はうまく冷房を使用していきたいですね。
こういった時だからこそ考えたいのが「お金」のこと。いま年金を受給されている方も、将来に備えている方も「年金の本当のところ」は気になるものでしょう。
今回は、年金の受給額を見ながら、厚生年金「ひと月25万円以上」を受給する人の割合についてみていきます。
【注目記事】厚生年金「平均14万円」の注意点3つ【年金受給額】収入による格差も確認を
1. 厚生年金と国民年金の平均受給額はいくら?
まずは厚生労働年金局「令和2年度厚生年金国民年金事業の概況」より、国民年金と厚生年金それぞれの平均受給額を確認しましょう。
1.1 【国民年金】平均年金月額
平均額:5万6252円
- 男性:5万9040円
- 女性:5万4112円
1.2 【厚生年金】平均年金月額
平均額:14万4366円
- 男性:16万4742円
- 女性:10万3808円
※国民年金部分を含む
国民年金の平均は5万円台、厚生年金は男性で16万円台、女性で10万円台でした。
厚生年金は収入に応じた保険料を納めるため、また会社員や公務員などが加入するため男女差が大きくなります。
厚生年金部分のみではいくらでしょうか。
14万4366円ー5万6252円=8万8040円
厚生年金のみは平均で約9万円でした。