株価下落時の格言「落ちてくるナイフはつかむな」

株式市場ではベテランの投資家の間でよく言われる格言として「落ちてくるナイフはつかむな」がよく話題に出てきます。

これは、どこまで下がり続けるかわからない銘柄を、ちょっと価格が下がったからと言って買い出動をしてしまうと、その後も大きく下がった場合に大きく損失を出してしまうことを戒める教訓です。

ナイフは刃がむき出しになっている状態でつかむのは危ないということはどなたも想像がつくと思いますが、そのナイフが上から真っ逆さまに落ちてくるものを素手でつかむとどうなるでしょうか。

はい、手は切れて大けがをしかねないということがお分かりかと思います。

したがって、株価下落時には安易に近づかないということが良いよ、相場が反転し、安心して見られるようになるまで「待つ」ということを意識させる格言だと思います。

相場では、安易に買い出動することなく「待つ」ということが大事だという教訓です。