4. おわりにかえて
子どもの教育費や老後資金には、ときに数千万円単位のお金が必要となります。「年収600万円だから大丈夫」「貯蓄が1000万円もあれば十分」と油断していると、いざというときにお金が足りなくなる可能性も多いに考えられます。「もっと貯蓄していれば…」と後悔しないためにも、今のうちから自分に合った貯蓄スタイルを確立しておきましょう。
「貯蓄を増やしたいけれどリスクが不安」という方は、プロのアドバイザーに相談するのもいいでしょう。まずは、リスクの中身を知ることが重要です。漠然とした不安を解消するためにも、「リスクとはどういうものか」「何に注意すればいいのか」を学んでいきましょう。具体的なイメージが掴めれば、あなたにぴったりの貯蓄方法が見つかるはずですよ。
【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。
【参考】
「令和元年(2019年)分民間給与実態統計調査―調査結果報告―」国税庁
「家計調査(貯蓄・負債)-2019年(令和元年)平均結果-(二人以上の世帯)」総務省
金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」
金融庁
LIMO編集部