1. 「年収600万円世帯」の平均貯蓄額ってどのくらい？
総務省発表の「家計調査報告（貯蓄・負債編）－2019年（令和元年）平均結果（二人以上の世帯）」から、年収600万円台の世帯の平均貯蓄額とその内訳をみていきます。
1.1 「年収600万円～650万円」の世帯
平均貯蓄額：1072万円
- 通貨性預貯金：324万円
- 定期性預貯金：403万円
- 生命保険：238万円
- 有価証券：80万円
- 金融機関外：27万円
1.2 「年収650万円～700万円」の世帯
平均貯蓄額：1246万円
- 通貨性預貯金：411万円
- 定期性預貯金：384万円
- 生命保険：315万円
- 有価証券：136万円
- 金融機関外：32万円
こうみると、年収600万円の世帯は預貯金を中心に平均して1000万円程度の貯蓄をしていることがわかります。
また、この調査では「世帯主の配偶者のうち女性の有業率が5割程度」という結果も示されました。約半数の世帯が共働きであることを踏まえると、二馬力で働けば「年収600万円世帯」に到達できる可能性は十分あるといえるでしょう。
