1. ESG投資・SDGsとは
まず、SDGs(持続可能な開発目標)とは、17の世界的目標、169の達成基準、232の指標で構成される、持続可能な開発を目的とした開発目標です。
領域は貧困や健康・福祉、教育、ジェンダー、エネルギー、経済、気候変動など、多岐にわたります。
そしてESG投資とは、E(環境)、S(社会)、G(企業統治)の3点に対する企業の姿勢を評価対象に加え、投資先を選別するという投資手法です。
「E・S・Gに対する姿勢の優れた企業は、将来にわたって持続的に成長するだろう(ゆえに投資するに値するだろう)」という考えに基づいております。
では次に、日本経済新聞社の実施した国内調査を見ていきます。
2. ESG投資・ブランドランキングの結果
日本経済新聞社は2021年10月8日、一般の消費者やビジネスパーソン約2万1000人を対象としたESGの企業ブランドイメージ調査の結果を発表しました。
その結果、1位はトヨタ自動車、2位はサントリー、3位はスターバックスコーヒージャパンという結果となりました。
※上位全100社につきましては画像をご参照ください。
ブランドの「イメージ」ということで、当然知名度が高ければ高いほど順位も上がりやすくなる側面もあるかと思いますが、グローバルで積極的に事業展開するトヨタなだけに、国内外のSDGs・ESGに関するアンテナが高いのでしょうか。