トヨタ・ルーミーとタンクの違いとは
同じトヨタから発売されているのに、なぜ同じ見た目で名前が違うルーミーとタンクという車が存在しているのか疑問に思う方もいるでしょう。
実はルーミーとタンクは兄弟車という位置付けで2016年にデビューしました。当時、トヨタは「トヨタ店」「トヨペット店」「カローラ店」「ネッツ店」と複数の看板を掲げたチャネル制度を採用しており、それぞれで取扱車種が異なっていました。
この制度により、ルーミーはトヨタ店とカローラ店、タンクはトヨペット店とネッツ店での取り扱いでした。販売チャネル制度は2019年4月に廃止され、2020年9月のマイナーチェンジの際にルーミーに一本化されています。
具体的にルーミーとタンクの違いは基本的に外観のデザインが若干違う程度にとどまります。走行性能等の違いはありませんので、好みのデザインで選べば問題ありません。
同じくトヨタの販売チャネルによってデザインや車名が異なる車の例として、アルファードとヴェルファイア、ノアとヴォクシーとエスクァイアなどが挙げられます。