霧島酒造株式会社は2022年6月8日、芋焼酎の価格改定を公表しました。

主力商品である「黒霧島」などが値上げになります。

そこで今回は霧島酒造の値上げについて解説します。そのうえで、都道府県の焼酎やウイスキーの消費量についても見ていきましょう。

霧島酒造「黒霧島」など16銘柄が値上げに

霧島酒造によると、値上げの対象は芋焼酎の計16銘柄が対象となります。メーカー希望小売価格(税抜)を2~11%程度引き上げるとのこと。

実施日は2022年9月1日(木)出荷分からです。

霧島酒造によると、芋焼酎の主原料であるさつまいもや、昨今の原油価格の高騰に伴う包装資材や燃料費などのコスト上昇が続いています。

さらに、2018年に初めて国内で確認された病害「サツマイモ基腐病」の拡大により、昨年に続き、本年もさつまいもの収穫量の減少が危惧されているとのこと。

「企業努力だけではコストの上昇分を吸収できない状況となっており、やむを得ず価格改定を実施する」形となりました。