もうすぐ訪れる6月15日は、2022年度分の最初の年金支給日です。
年金生活になると、偶数月である2ヵ月に1度、前月分の年金が振り込まれます。つまり、6月15日に振り込まれる年金は4~5月分ということになります。
年金の受給額は人によって異なりますが、「年金生活者は悠々自適に過ごしている」と感じる方もいます。
確かにコロナ禍など不景気の煽りは受けませんが、その分上昇する見込みはあまりありません。昨今の急激な物価上昇には、頭を悩ませるシニアも多いでしょう。実は、年金だけで生活できている高齢者は5割を下回るのです。
そこで今回は、今の年金生活者がいくらぐらいの年金を受給しているのか確認します。平均の生活費とともに、その実態を探ってみましょう。
【注目記事】【年金一覧表】今の「60歳~90歳以上」は受給額がいくらか1歳刻みであなたもチェック
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)