2. 富裕層の思考と習慣1:長期目線
富裕層は長期目線で物事を考えます。
資産運用の場合は、短期で売買するよりも長期で効果が大きい「複利」を活用します。「複利」は、運用で得た収益を元本にプラスして再び投資するため、結果的にゆきだるま式にお金が大きくなります。
昨今のように株価が下がっている時には、長期目線で安く買うことに専念します。その場合、一番安いところを狙おうと欲をかいて一喜一憂はしません。
なぜなら、長期的に見れば日々の値動きは誤差であることを知っているからです。
「継続は力なり」というように、資産運用であればぜひ長期目線を忘れずに続けてみましょう。
3. 富裕層の思考と習慣2:変化に敏感
富裕層は世の中の変化に敏感です。
めまぐるしく変わる今を洞察する力もありますが、未来を予見する力も持っています。資産運用の世界では、とても役に立つ能力かもしれませんね。
ただし、富裕層も生まれながらに世の中の変化に敏感だったわけではありません。資産運用で財を成し得た人は、意識的に変化を察知しようとしています。
また、なにかが変だと判断するには、判断材料が必要です。言い換えると、判断するための情報が必要となります。
そのため、変化に敏感になるには、日頃から多角的な情報収集が欠かせません。世の中でなにが起こっているのか、未来はどうなるのか。考えるクセをつけると、富裕層の思考に一歩近づくかもしれません。