還暦60歳「ゆとりある老後生活費は月27万円」実際に足りるのか【ゆとりの中身】を確認
65歳以上・無職の夫婦世帯の月の収支も確認
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食料品や日用品、光熱費など「値上げの嵐」の昨今。
これからセカンドライフがはじまる方にとっては、「年金だけでやっていけるのか」「これ以上値上げが続いたらどうすればいいのか」と不安に思う方も多いのでしょう。
定年後の生活は、ある程度予想はつくものの、実際に経験してみなければ生活費についてはわからないものです。
今回はPGF生命が今年還暦を迎える1962年生まれの男女2000名に行った「2022年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」より、60歳が考える老後のひと月の「最低限必要の生活費」を確認します(調査期間2022年4月7日(木)~11日(月))。
あわせて「ゆとりある老後生活費」についても見ていきましょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、キャリア、転職などをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年6月20日更新)。