4. 年金だけで十分か

厚生年金の平均額には大きな個人差があることが確認できました。

平均月額は約14万円ですが、ボリュームゾーンは9万円～10万円。また、男女差が大きいなど厚生年金の受給額には大きなバラつきがありました。

冒頭でも触れましたが、今年度の年金額は0.4％の減額と年金額には見直しが入ります。このような事実を見ると、公的年金に対して不安に感じる方も多いでしょう。

不安を打ち消すには、何か対策が必要です。

「どのような対策が良いのか迷う」ものですが、まずは現状の把握が必要です。ねんきん定期便やねんきんネット、ご自身の収支などを確認しましょう。

実際に足りないようであれば、貯蓄に合わせて、資産運用なども検討するといいでしょう。

資産運用には色々な種類があり、リスクもさまざまです。どの方法が合うかも人によって異なります。自分に合う方法を見つけるために、情報収集が非常に重要となります。

興味を持ったタイミングで動くことが重要ですから、今回がそのキッカケになれば幸いです。

参考資料

徳原 龍裕