5. 不妊治療のこれから
不妊治療が保険適用になったことをふまえ、制度の概要や注意点をまとめてきました。
対象となるには細かな条件が残り、回数も定められます。都道府県外へ転院される方もまれではないため、こうした回数のカウント方法には検討の余地が残ります。
他にも制度としての課題は残るため、今後も議論は進むことが予想されます。
参考資料
- 厚生労働省「先進医療における不妊治療の対応について」
- 厚生労働省「2021年11月17日 中央社会保険医療協議会 総会 第497回議事録」
- 厚生労働省「不妊治療の保険適用について懸念されること」
- 中央社会保険医療協議会「不妊治療の実態に関する調査研究について」
太田 彩子