2. 不妊治療に保険が適用される条件とは

すべての不妊治療に保険が適用されるわけではなく、条件があります。

2.1 不妊治療の種類

  1. 人工授精
  2. 顕微授精
  3. 体外受精
  4. 体外受精などで得た受精卵の培養
  5. 胚の凍結保存
  6. 胚を体内に戻す胚移植

2.2 不妊治療を受ける女性の年齢及び治療の回数

上記の不妊治療のうち、2から5は治療が始まる時点で女性が43未満であることが条件です。

また体外受精のうち上記の6では、保険適用となる「胚移植の回数」が決まっています。女性の年齢が40歳未満では子供1人につき6回、40歳以上43歳未満では3回まで保険が適用されます。

2.3 不妊治療を受ける男性の年齢

男性の場合、年齢制限はありません。また男性に行われる検査にも保険が適用されます。

2.4 不妊治療を受けるカップルの関係性

事実婚であっても保険適用の対象となります。