投資という言葉を聞いたとき、どのようなイメージを持たれるでしょうか。「大損をするリスクがあるから怖い」「自分で銘柄を選んで売買のタイミングを決めるのは、専門知識がないとむずかしい」、そのような印象を持っている方も多いかもしれません。

しかし、いま挙げたような特徴を持つのは、「投資」ではなく「投機」に近いといえます。投機とは、短期的な値動きを予測し、その予測に基づいて売買を繰り返すことで利益を得ようとする方法です。

長期の資産形成においては、短期的な相場の動きを気にせず、長く持ち続ける投資の方法を選ぶことがおすすめです。今回は、「コア」と「サテライト」という言葉を使って、長期投資を実践するための考え方をお伝えします。