4. 高齢者雇用の定着で「年金支給が遅くなる」懸念
高齢者雇用が浸透してきている昨今ですが、同調査ではその弊害について懸念する声も上がりました。
全回答者(1000名)に、65歳以降も働くことが当たり前の時代になった場合、現役世代へはどのような影響があると思うか聞いたところ、「年金の支給開始年齢が遅くなる」(43.5%)が最も高くなりました。
次いで、「賃金の上がり方が緩やかになる」(30.6%)、「働く場が少なくなる」(25.4%)、「昇進・昇格が遅くなる」(16.4%)、「マネジメントが難しくなる」(15.1%)となりました。
年金制度や賃金の上昇具合に影響が出ることを予想する人が多いようです。