3. 【高齢者雇用】仕事内容に満足も給与は不満
ここからは、60歳以上の人(400名)の、現在の仕事についての満足度をみていきます。
「満足している」と回答した人の割合をみると、「働き方」では70.3%、「労働時間」では73.8%、「労働日数」では73.3%、「仕事内容」では71.5%と、いずれも満足している人が7割以上の多数派を占める結果となりました。
一方、「賃金」では44.0%と半数以下という結果に。
定年を迎えて以降も働くシニアは、自分らしく働くことができていると感じているものの、賃金には満足していないことがうかがえる結果となりました。
4. 高齢者雇用に「賛成」7割に
全回答者(1000名)に、政府において、高齢者雇用の拡大の議論が進んでいることを知っているか聞いたところ、「知っている」は69.8%、「知らない」は30.2%となりました。
また、政府が70歳までの就労機会確保に向けた施策を推進していくことに賛成か聞いたところ、「賛成」は71.4%、「反対」は28.6%で、肯定的にとらえている人が多数派となりました。
回答者の年齢別にみると、「賛成」と回答した人の割合が最も高かったのは65歳~69歳(87.0%)、最も低かったのは45歳~49歳(61.0%)でした。