【住宅ローン】返済計画でみんなが後悔したこと5選
みんなが住宅ローンの返済計画で、後悔したポイントをチェックしてみましょう。
お金を借り過ぎた
住宅ローンを借りる際、毎月返済できる前提でローンを組みますが、中にはローンを借りすぎてしまい、返済に追われるケースもあります。
住宅ローンを借りすぎてしまう原因として
- オプションにこだわりすぎた
- 知識不足で営業マンに任せっきりにしてしまった
- 単純に限度額いっぱいに借りてしまった
などが挙げられます。
一生に一度の大きな買い物ということから、優先度の低いオプションまで採用してしまう方もいます。
設備やオプションは本当に必要か考え、優先順位をつけましょう。
また、最初にしっかりと返済計画を立てていても、病気や怪我、共働きでなくなったなどの原因で、毎月の支払いが苦しくなることも考えられます。
一度、住宅ローンを滞納してしまうと、金利が跳ね上がる場合もあるので、返済に困った際は、早めに金融機関に相談しましょう。
ボーナス払いに頼り過ぎた
ボーナス払いを採用するか悩む方も多いでしょう。
ボーナス払いは、毎月の返済に加え、ボーナス支給月の返済額を多めに設定する方法です。
毎月の返済額が減らせる点はメリットですが、ボーナスは景気や業績に左右され、必ずもらえるとは限らないので、リスクもあります。
ボーナス払いではなく、まとまった資金がある場合に元金を前倒しで返済する「繰上げ返済」を検討することもひとつの方法でしょう。
ボーナス払いは、ボーナス支給月の返済と決まっていますが、繰上げ返済は自分のタイミングで支払えるのでリスクもなく、利息軽減効果も期待できるのでおすすめです。
頭金の割合に失敗した
「もう少し頭金を準備しておけばよかった」「フルローンを組めばよかった」など、頭金の割合で後悔している方もいます。
一般的に物件価格の2割ほどが、頭金の相場といわれていますが、頭金なしでフルローンも組めます。
フルローンでマイホームを建てる方も珍しくありませんが、借入金額が増え、月々の返済額が増えることも注意しておきましょう。
各家庭の家族構成やライフプラン、収支は異なるので、総合的に判断して頭金を決めることをおすすめします。
金利タイプの理解不足
住宅ローンの金利タイプには、「固定金利」と「変動金利」があります。
それぞれの特徴を理解せずに選んでしまうことで、後から後悔する方も多いです。
固定金利…契約時の条件で金利が固定される。
- メリット:借入後に金利変動があっても影響を受けないので、返済計画が立てやすい
- デメリット:金利が下がっても恩恵を受けられず、割高になってしまう
変動金利とは…市場の金利動向に応じて返済額も変動する
- メリット:金利が低ければ安く借りられる
- デメリット:金利が上昇すると固定金利よりも高くなる可能性がある
変動金利の場合、金利上昇による急激なローン額の増加を防ぐために、「5年ルール」や「125%ルール」が設けられている場合もあるので、チェックしておきましょう。
どちらにもメリット・デメリットはあり、それぞれの資産状況やライフプラン、返済計画によっておすすめの金利タイプは異なります。
金利タイプで後悔しないためにも、それぞれの特徴を理解した上で、自分に最適なプランを選びましょう。
住宅ローン手続きに手間取った
住宅ローンを組むときに、どんな手続きが必要でどのくらい時間がかかるか認識していない方も多いです。
事前の情報収集やスケジュールを確認していないことが原因で、借入時期が遅れてしまう可能性もあります。
一般的には住宅ローンの申し込みから融資されるまでに、1カ月〜1カ月半はかかります。
金融機関によってかかる時間は変わってくるので、マイホームの購入手続きと並行して、金融機関の選定や、申し込みを進めておくと良いでしょう。